プロローグ
~記憶の扉の間~
本展のコンセプトである“記憶の扉”。
不思議な力に導かれて時空をさかのぼり、“ときめき”を追体験することができます。
会場では、“記憶の扉”にまつわるオリジナルエピソードを
作者・池野 恋先生の描きおろしまんがで楽しむことができます。
物語の中に入り込んだような気持ちで、蘭世たちと“記憶の扉”を開いてみてください。
少女漫画雑誌「りぼん」での連載開始から
2022年で40周年を迎え、
現在も「クッキー」で続編が連載中の
『ときめきトゥナイト』。
2023年夏・東京を皮切りに、
原画展が各地を巡回します。
本展では、蘭世、なるみ、愛良にわたる
三部作を中心とした直筆原画とともに、
連載当時のふろくカット、
さらには本展のために作者・池野 恋先生が
特別に描きおろした初公開のイラストまで、
一堂に展示します。
本展のテーマは「記憶の扉」――
蘭世たちと一緒にわくわくドキドキしていた、
あの頃の自分にもういちど出会えるはず。
本展のコンセプトである“記憶の扉”。
不思議な力に導かれて時空をさかのぼり、“ときめき”を追体験することができます。
会場では、“記憶の扉”にまつわるオリジナルエピソードを
作者・池野 恋先生の描きおろしまんがで楽しむことができます。
物語の中に入り込んだような気持ちで、蘭世たちと“記憶の扉”を開いてみてください。
本展は、蘭世編からなるみ編、愛良編、
さらには『真壁俊の事情』をはじめとする番外編や、
現代の蘭世を描く『ときめきトゥナイト それから』まで、
『ときめきトゥナイト』シリーズを網羅した構成となっています。
ときめきがよみがえる名シーンの直筆原稿はもちろん、
繊細なタッチで描かれたカラーイラスト、バリエーション豊かな予告カットや
緻密に描き込まれたふろくカットに至るまで、
展示原画点数は圧巻の300点以上。
本展初公開となる、扉絵の下絵・予告カット・ふろくカットなども、
圧倒的なボリュームで展示します。
※一部複製も含まれます。
真壁くんのときめきの名シーンを蘭世になりきって撮影できるフォトスポットも登場します。
さらに、一番逢いたい人のもとにテレポートできる不思議な池「想いヶ池」が、会場に出現!
想いを込めて想いヶ池を覗き込むと、水面が輝き出し、運命の相手の姿が…。
どの相手から告白を受けられるかはお楽しみ。
※写真は東京会場のものです。展示内容は各会場により異なります。
『ときめきトゥナイト』シリーズは、80年代「りぼん」⻩⾦期を彩った ロマンチックファンタジー。物語は三部作構成で、第1部は魔界⼈の 江藤蘭世(えとう ランゼ)、第2部は超能⼒を持つ⼈間・市橋なるみ(いちはし なるみ)、第3部は魔⼥修業中の真壁愛良(まかべ あいら)がそれぞれ主⼈公として、恋物語を繰り広げる。
第1部 蘭世編
吸⾎⻤の⽗と狼⼥の⺟を持ち、嚙みついた物に変⾝する能⼒を持つ江藤蘭世は、転校初⽇に、隣の席の真壁 俊(まかべ しゅん)に⼀⽬惚れ。2⼈が出会う中学⽣時代から、結婚するまでを描いた物語。
第2部 なるみ編
魔界の花を飲んだことから、超能⼒を⾝につけた市橋なるみと、なるみの彼⽒で蘭世の弟・江藤鈴世(えとう リンゼ)をめぐる恋物語。
第3部 愛良編
世界を救う大魔女として成長する、という予言の元に生まれた、蘭世と真壁くんの娘・真壁愛良(まかべ あいら)。幼稚園~小学生時代に出会う水上開陸(みなかみ かいり)と、中学生時代に出会う新庄彬水(しんじょう あきみ)との恋模様を描いた物語。